
サードパーティー製Viewerまとめ
2012年01月29日

Viewer2になってからいままで愛用してきた「Kirstens Viewer」が、開発停止になり、ホームページも消滅してしまったので、Viewer3ベースの別のViewerを探しているところです。
Viewer1のころ、なかなかいいかなと思って使っていた「Imprudence」はViewer2UIを採用することなく(一時リリースされましたけれど)、どうやらViewer3ベースにも移行して来ない雰囲気を感じます。
Second Life Wikiを見ると「Zen Viewer」というのが新しく追加されたようなので、これも試してみました。
UIはViewer3に対応しており、環境設定画面ではより細かく設定ができます。というか設定画面をカスタマイズしてあって、独自の設定画面になっていると言っていいでしょう。ただViewerの言語設定項目がなく、日本語化ができません。さらに上部メニューバーが表示されず、お気に入りのLMもでません。ストリーミングミュージックも聴けません(環境設定はボタンから呼び出せますが、音楽のボリューム設定をいじっても音は流れませんでした)。動作も軽めで使いよさそうなのでこのあたりが改善されれば常用にできそうなのですが…。
「Kirstens Viewer」の後継とほかの方がブログに書かれていた「Nirans Viewer」も試してみました。
こちらも環境設定画面が公式Viewerより細かく、さまざまな設定が行えるのが特徴です。ただ、まだ開発が始まったばかりということもあって安定していないようで、何もしていないのに落ちたりするので、常用するには様子をみてからということになりそうです。また上部メニューバーは独自のカスタマイズがしてあり、音楽再生ボタンなどの表示が重なっているバグもあります。
ログイン画面は独自の画像が表示されログイン中も独自の画像となります。またTP時にも独自の画像が表示されます。
Second Life Viewerの中では画質がもっとも美しいと評判ですが、これはお使いのPCの環境にも影響しますので、一概にはいえません。
「Zen」「Nirans」ともにパイメニューを採用しているのでV1を愛用していた方には使いやすいかもしれません。ただしViewerの言語を日本語にしてもパイメニューは日本語化されません。
Navi-SLのコミュニティーで教えていただいた「Exodus Viewer」も使ってみました。これはNirans Viewerと同様、現時点ではリンデンでは公認していません。
ログイン画面は独自のものになっていて、環境設定画面は公式のものをベースに、グラフィック設定などに手を加えてあります。
なんといってもこのViewerの面白いところは、画面上のボタンが独自に追加されている点。アドバンスメニューから呼び出すような設定もボタンひとつで呼び出すことができます。また周辺にいるアバターの名前と距離がチャットログに表示されるのでアバターレーダーを装着する必要がなくなります(とはいえ人の多いところだとチャットログが見にくくなりますね^^;)。特に目立ったバグもなく快適に使うことができますが、まだベータヴァージョンだということには留意してください。
1月22日にリリースされた「Dolphin Viewer 3」も使ってみました。これはViewer3対応の最新版となり、なかなか快適に使えました。
なんといってもフレンドのイン・アウトがチャットログに表示されるところが、現在V3ベースのサードパーティー製Viewer唯一かと思います。現在個人的に一番使用率の高いViewerです。
土地の音楽は、放送元のURLを承認してから再生される仕様のためか、同じURLを使用している区画の違う場所に移動すると、再生までに多少ラグがあったり、同じ区画内でもTPすると一端音楽が切れたりしますが、まあ我慢できる範囲です。環境設定その他、公式にチョットだけDolphin独自のカスタマイズがあるだけですが、V3ベースのサードパーティー製Viewerとしてはオススメできるものだと思います。また、WindowsのほかMac、リナックスそれぞれにも対応しています。